らぁめん
翠蓮
住所 昭和区花見通3-11 ハートイン杁中1A
TEL 052-833-0572
営業時間 11:30〜14:00 18:00〜21:00
定休日 水曜、第2・4火曜
駐車場 3台
メニュー 塩らぁめん 700円 小さい塩らぁめん 530円 醤油らぁめん 700円
小さい醤油らぁめん 530円 坦々麺 880円 大盛 +100円
角チャーシュー 200円 味付半熟揚げ玉子 100円
HP http://www.suilen.com/
この日はちょうど冬味噌提供開始の日。鯛茶と合わせて贅沢な連食を、と決め込んで昼の部シャッター2番目。
鯛茶と冬味噌を連食する場合どっちを先にいただいた方が良いか御主人に訊ね、鯛茶→冬味噌の順でいただくことに。
まずは鯛茶(2月13日までの限定、800円)。色んな方のレポを読み、お茶漬け風のイメージを頭に浮かべながらスープを一口。
思った以上に脂と塩分が多め、というのが第一印象。お茶の風味は控えめながら、鯛の旨味は充分。サラサラスープをイメージしていましたが、
これはこれで有りでしょう。
通常のチャーシューに変わり、味付け控えめの蒸し鶏の細切りが中央に鎮座します。脂身の少ないサッパリした部分が使われているようですが、
パサパサという訳ではなく、
しっとりとした柔らかさがあります。
温玉を崩して麺と絡めるか、そのまま一気に口の中に放り込むか迷いましたが、レンゲですくって一口でいただきました。このプルプル感、
いいですねぇ。
アクセントに松の実が添えられ、風味と食感の変化も楽しめます。
お茶漬けサラサラのイメージとは少し違う趣のようで、サラッと食べるというよりは、食べ応えのあるシッカリとした一杯だと思います。
続いて冬味噌(880円)をいただくことに。
メニューには「三種類の味噌に中国の甘酒、酒醸(チューニャン)を合わせて上品な甘みとコクを・・・」と書かれています。
中国に居るにもかかわらず、チューニャンは全く知らないワタクシ。(ニャンチューなら知ってますが)
そんな訳で、全く想像も付かないままスープを一口。おっしゃる通り、上品な甘さですね。しかも濃厚。そして、魚介の風味もそこかしこに見え隠れ。
秋の味噌らぁめんよりも魚介の風味は抑え目かな?と思ったりもしましたが、使用している素材が全然違うのでそう感じただけかも。
太目の麺はややモチモチ感に欠けるような気もしますが、味噌によく合った麺ではないかと。
丼中央に配置されるのは、タマネギ・鶏ミンチ・ザーサイをバターと豆板醤で炒めたモノとのこと。こちらも甘みがあり、食感の変化もまた
趣深し。この具だけで御飯が食べれそうな勢いです。
厚めに切られた柔らかチャーシューは相変わらず美味し。メンマと豆苗もいつものように添えられます。
二杯目の温玉は崩していただきました。味噌に温玉、この組み合わせは抜群ですね。黄身を麺と絡めてすすり、スープに溶いてレンゲですくって。
甘めの味噌がさらに円やか風味に変身。
御飯をぶち込みたい衝動に駆られましたが、もう既にお腹はいっぱい。スープを飲み干して、ごちそうさまでした。
(06年1月30日訪店)
各方面で話題沸騰中の味噌らぁめん(880円)、UP遅れましたが初日にいただいてきました。
赤二種類と麹・白の味噌に、バター・生クリーム・豆乳を合せた味噌ダレに、蟹の身とミソをミキサーにかけたものを混ぜ合わせているようです。
若干背油の浮くスープを一口啜った瞬間、口の中一杯に蟹!の風味が広がります。味噌の濃度はそれほど濃くはないのですが、決して海鮮の風味に
負けておらず、お互いが主張し合って複雑な旨味と味わいを形成しています。
麺はつけ麺と同じ太麺が使用されている様子。もう少しモチモチ感が欲しいような気もしますが、味噌にもよく合う麺だと思います。
丼中央には炒めたモヤシとミンチ。シャキシャキ感とカリカリ感のコントラストが面白いですね。
その脇にはプリプリのムキエビとアサリを生クリームで和えたモノが。スープの味を壊さない程度の優しい味付け。
もう少しクリーミーにして、スープに大きな変化が付けられるようにしても楽しいかも。
お馴染みの豆苗、柔らかくプレーンな味付けのチャーシュー、相変わらず食感の良いメンマに満足。
蟹のエキスと旨味を中心に、たくさんの具材を使用した豪華な一品。スープは飲み干さずにはいられず、
丼の底の残骸までも箸でつまんでいただきました。12月20日までの期間限定は惜しいですね。次回帰国時には食べられないんですから。
(05年10月13日訪店)
かなり久しぶりの訪店。店の前を通りかかって空いてそうだったので、予定外の訪問となりました。小さい醤油らぁめん+味付半熟揚げ玉子を注文。
表面に膜が張るスープ。こんなに油があったっけ?魚介が仄かに香り、魚醤のタレは少しクセがあるものの優しい味わいでいい感じ。
チャーシューが相変わらず美味いですね。非常に柔らかくて甘味のある味付け。
そして、味付半熟揚げ玉子がまたいいんです。表面さっくりで中身はプルプルした白身に、半熟しっとりの黄身。面白い食感が楽しめます。
この日も後から後からお客さんがやって来て、相変わらず忙しい様子。厨房がやや草臥れた印象を受けましたが、ラーメンの味は
高いレベルを維持しているようです。
(05年2月12日訪店)
長期海外出張前に、食べ残していた「つけ麺塩」を食べておかなきゃ!ということで訪店。
前回食べたつけ麺醤油では、タレの塩辛さと脂っこさが気になったのですが、さて塩ダレは・・・
擦り胡麻とネギの浮いたタレに麺をつけて一口。タレがまろやかになったのでしょうか。ちょうど良い酸味と塩加減。脂っこさも
気になりません。魚介の風味を楽しみながら、よく締まったシコシコの麺を美味しく食すことができました。
具の角チャーシューとメンマも、程良くタレの味が染み込む程度にとどまり、素材の旨さが十分に伝わってきます。
ちょっとレポートをUPするのが遅れました。そろそろ夏期限定メニューも終わりを迎える頃でしょう。次の季節メニューに
期待が膨らむ一杯でした!
(04年8月31日訪店)
二ヶ月ぶりの訪店。冷し系メニューが追加されてからかなり経ちますが、やっと確認することができました。
冷製トマト麺(700円)、つけ麺(700円)、冷やし坦々麺(750円)の三種が夏期限定メニューとしてラインナップされていますが、
無難につけ麺を注文。
温かいつけダレとは別に香酢が提供され、好みで加えていく方式。タレ自体にも酸味はついているのですが、それよりも塩辛さと脂っこさが
かなり気になります。アジアンチックに(ちょっとエスニック風に)仕立ててあるようですが、塩分多すぎのように思います。
たまらず香酢を入れ、幾分か中和させましたが・・・確かに「どこかで食べた味」では無く、斬新なスタイルではありますが、
万人受けする味ではないのかもしれません。
冷たい麺は普通のらぁめんの1.5倍のボリュームとのことですが、つけダレが濃いせいか、スルスルと入っていってしまいます。
タレの中に具として、角チャーシューとメンマが入っています。どちらにもタレの塩辛さと脂っこさが移ってしまっており、せっかくの
薄い・柔らかい味付けも台無しといったところでしょうか。敢えて意図的にそうしたのかもしれませんが、私の口には合わなかったようで・・・
辛口なコメントになってしまいましたが、今後の季節メニューに期待したいですね。
(04年7月24日訪店)
Toritateninさんとこの掲示板で話題になってた店。04年5月24日にオープンしたばかりです。
オーナー夫妻は全国の有名店を食べ歩き、自分達の味に確信を持ち開業したとのことです。
公式サイトのトップページをプリントアウトして持っていくと150円引きというサービスをしていたのですが、
ラ王への道さんの影響力は凄まじかったらしく、予想外の数の来客のため
金曜日には割引の掲載を削除したそうです。私は水曜日にプリントアウトしておいて助かりましたが。
塩らぁめん+角チャーシューを注文。日替りおかず1品、サラダ、1口デザート、小ごはんが付く翠蓮プレートセットはまだ準備中のようです。
店の公式HPの謳い文句をそのまま書かせてもらうと、干海老や干貝柱、アゴ焼干し、アジ節、昆布など海産物の旨みを
3億年前の地層より削り出した岩塩でまとめ、濃厚な肉系スープと合わせたそうです。
やや脂が多めの感はありますが、
丸みのある優しい塩ダレと鶏の旨味が上手く融合していると思います。どこかの店に似た味・・・とは例えることができない独特な風味。悪くないです。
中太のストレート麺は固めの茹で加減。こちらは特別変わったところは見られません。
チャーシューは腐乳が浸みた・・・と表現されていますが、よく分かりません。甘味のある味付けで非常に柔らかく、臭みなど全く無くて美味しい
と思います。ただ、チャーシュー追加200円は少し割高感があります。
後輩が食べた醤油らぁめんですが、見た目は塩とほとんど同じ。糸唐辛子の有無でしか違いが分からないくらい、スープの色までも似ています。
肉系スープ、魚介系スープに魚醤中心のタレが加わり和風よりアジア風に仕上げた・・・そうで、若干味付けにクセがあり好き嫌いが
分かれるかもしれません。後輩は絶賛していました。アジア風と言っても、タイやベトナム料理のように香草が入っている訳でもなく、
抵抗無く食すことができる程度です。他の店には無い風味ですので、興味のある方はぜひ。
洒落たカフェのような女性受けする外観と内装、とてもラーメン店には見えません。
以前は東麺房があった場所で、いりなか駅から少し離れているので
集客が心配ですが、頑張って欲しい、応援したくなる店です。
(04年5月28日訪店)