名代中華そば |
|
|||||||||
|
メニュー (13年6月2日訪店時) | ||||||||||
|
中華そば |
特命係長Z 原点回帰シリーズ第12弾は、常滑チャーシュー。もちろんこの店ではなく、八百善が原点回帰の対象なのですが、仕方なしと言ったところです。 八百善を初めて訪れたのは1999年。当時はまだチャーシューメン(チャーシュー2倍)がメニューに有り、上司に止められるのを振り切りチャーシューメンを注文してえらいことになった記憶があります。 1999年・2000年は仕事の合間に訪れることが多く、月に一回は通ってました。 そんな八百善も突然の閉店。その経緯は色々と聞いていますが・・・残念ですね。閉店の半年ちょい前から、後継者として働いていた榊原氏と沓名氏が独立という形でオープンしたのが常滑チャーシュー。いちおう、八百善の味を継いでいるということで取り上げます。 メニューと価格設定は二人が加わった後の八百善と同じ。相席当然、注文取らない、遅い時間はご飯無し、というのも受け継いじゃってますね。おばちゃんも無愛想だったけど、テーブルは拭いていたし、ご飯が無ければ「もう中華だけだよ」ぐらいは案内してたけどな。 ヴィジュアルは八百善とそっくり。チャーシューの大きさも同じぐらいでしょう。スープと麺、その他の具材もそんなに変わってないけど、丼に込められた魂が感じられない。長い年月を培って来た歴史のある味を、半年ちょいで真似した上辺だけの“名代”。 「50年の歴史を持つ常滑八百善の大将、そしてこのラーメンに憧れて、これからこの歴史をもっと大きくしていきたいと思っています。」これはCACチャンネル『まいDO?!らーめん』という番組で二人が語った台詞。今思えば、なんだか企みのある言葉にしか思えないな。 「夢・まぼろしのチャーシューここにあり」 かつて某ラーメン王が八百善で詠んだ句。夢・まぼろし・・・そのチャーシューにはもう出会えないんですよ。 (13年6月2日訪店)
|