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メニュー (04年10月30日訪店時) | |||||||||||||||
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チャーシューらーめん黒(細麺・バラ肉) |
KeLLyに掲載されていて気になった店。ラーメンが気になったのではなく、ご主人に。そのご主人はKeLLyに載ってたように、 「麺なかの春岡店」の須崎氏。気になった理由は、麺なかの春岡店の第一印象が悪かった・・・とかではなく、 この須崎家がオープンする前の店、「かど番ラーメン」との関係を確かめたかったからです。 かど番ラーメンは一度訪れただけなのですが、実はその時にラーメンを運んだり、レジを打っていた人物が須崎氏に似ているなぁ・・・と思っていたのです。 しかし、麺なかの春岡店の目と鼻の先だし、まさかそんな事は無いだろう、他人の空似に違いない、と決め付けていました。 で、KeLLyの掲載を見て、須崎家へ出向き真相を確かめようと思ったのです。残念ながら、須崎氏は不在(おそらく麺なかのに居たのでしょう)でしたが、 店内は改装された形跡が無く、丼も同じ、使用する素材も一部共通する物があり、間違い無いと確信しました。かど番で目撃したのは須崎氏だと。 さて、肝心の須崎家のラーメンですが、完全無化調とチャーシューが売りのようです。チャーシューらーめん黒(しょうゆ)を注文。 麺の太さ(細or太)、チャーシューの種類(バラ肉or肩ロース)が選択できるとのことで、細麺・バラ肉をチョイス。 豚骨・鶏ガラ・野菜に加えて、カツオ・サバ・アジ・トビウオ・ホタテ貝柱等々からとったとされるダシに、淡い醤油ダレで味を整えたスープ。 仄かに魚介が香り、甘くて優しい味わい。なかなか良いのではないでしょうか。もっと魚介をガツンと効かせてみても面白いのではないかと思います。 北海道産小麦粉“えぞしか”使用の麺は、細麺と表現されていますが、やや中太で縮れた多加水熟成麺。茹で具合がちょうど良く、もちもちしているのですが、 あまりスープと絡んでくれないようです。もう少し細麺の方が良いのでしょうか? チャーシューはバラ肉と肩ロースでは仕込みの段階で味付けを変えているそうです。注文したバラ肉は小振りながら肉厚で、重量感のある物が2枚。 とても柔らかくて、プレーンな味付け。インドネシアで採れた純粋蜂蜜を塗りこんで仕上げたそうですが、そこまでの味の深みはあまり感じ取れませんでした。 しかし、好印象なチャーシューです。 その他の具はネギとキクラゲ。KeLLy掲載写真のキクラゲは千切りしてあったのですが、上の写真の通りそのまま丸ごとの提供。これはちょっといただけません。 あっさりした味付けの醤油にキクラゲはあまり合ってないようにも感じました。 味付け玉子の設定が無いのが残念です。かど番の味付け玉子、美味しかったし。ぜひトッピングメニューもしくはデフォルトに加えていただきたいものです。 かど番ラーメンでは“京都四条河原町”と謳った割りには、台湾やベトコンを用意していたりしてコンセプトがボヤケ気味でしたが、今回の須崎家は 今後の展開がちょっと楽しみです。 (04年10月30日訪店)
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